はじめに
GDevelopでは簡単にエフェクト(視覚効果)をかけることができます。
例えば、オブジェクトの状態によって色の違うアウトラインを表示することも可能なので、わざわざ専用の画像を用意して差し替える必要がなくなります。
また、画面全体に効果を適用させたい場合はレイヤー単位でエフェクトをかけることもできます。
例えば、画面全体の画素数を粗くしたり、古いモニターに映し出されたような効果で演出することなどが可能です。
エフェクトの種類
- ASCII
イメージをアスキー文字でレンダリングします。
このエフェクトを有効にすると、オブジェクトをアスキーアートのように変化させます。 - CRT
古いCRTモニターに映し出されたような視覚効果を加えます。 - HSL調整
色相、彩度、明度を調整します。 - オールドフィルム
古い映像のようなセピア調でざらついた視覚効果を加えます。 - カラーマップ
カラーマップテキスチャを使用し、色を置き換えます。 - グリッチ
エラーや故障などで画面がザザァーと乱れたかのようなノイズを加えます。 - グロー
オブジェクトが発光するかのような視覚効果を加えます。 - ゴッドレイ
木漏れ日のように光が差し込む感じのエフェクトをかけます。 - ズームブラー
放射線状にブレたような視覚効果を加えます。 - セピア調
古ぼけた写真のような視覚効果を加えます。 - ティルトシフト
周囲がぼやけたような視覚効果を加えます。 - ドット
新聞や古いモノクロプリンターで印刷したような画素数が粗くなった感じの視覚効果を加えます。 - ドロップシャドウ
オブジェクトと同じ形をした影を落とします。 - ノイズ
イメージにノイズを加えます。 - ピクセル化
イメージをピクセルアート(ドット絵)のように変換します。 - 河瀬ブラー
イメージをぼかします。 - ブレンドモード
イメージのブレンドモードを、標準、加算、乗算、スクリーンのいずれかに変更します。 - ベベルエッジ
平面のイメージにハイライトと影を加えて立体的に見えるような視覚効果を加えます。 - モノクロ
イメージを白黒にします。 - ラディアルブラー
イメージを高速で回転させたようなブレを加えます。 - 闇夜
暗い夜をシミュレートしたような視覚効果を加えます。 - 渦巻き
イメージを渦巻き状にねじれさせます。 - 球面
イメージを球面に貼り付けたような加工を加えます。 - ブルーム
明るい光が滲んでいるような視覚効果を加えます。 - 衝撃波
水滴が波紋を起こすようなエフェクトを加えます。 - 色の置換
特定の色を指定した色に置き換えます - 調整
イメージを調整します(ガンマ値、コントラスト、彩度、明度、アルファ値、カラーチャンネルシフト) - 反射
波立つ水面への反射を表現します。 - 変位
ディスプレイスメントマップテクスチャに基づき、イメージを変形させます。 - 明度
イメージの明るさを変更します。 - 明夜
明るい夜をシミュレートしたような視覚効果を加えます。 - 輪郭
イメージにアウトラインを加えます。
オンラインデモ
おわりに
本記事はVer. 5.3.198時点のものです。
バージョンによってエフェクトの種類や日本語訳が変更されている場合があります。
また、本記事に関するご質問やご意見などがございましたら、お気軽にコメントをお寄せください。
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