はじめに
GDevelopとは4ian氏が開発したゲームエンジンのことです。
ゲームエンジンとは、ゲーム製作に特化した編集ソフトです。
オープンソースライセンスの下で配布されているため、GDevelopは小学校から大学のコースまで、教材として利用されています。
また、教育者や研究者が学習ゲームを作成したり、デベロッパーが本格的なゲームを作成するためにも使用されています。
次に、GDevelopでの製作の流れをざっくりとご紹介します。
また、教育者や研究者が学習ゲームを作成したり、デベロッパーが本格的なゲームを作成するためにも使用されています。
次に、GDevelopでの製作の流れをざっくりとご紹介します。
オブジェクト
①オブジェクトを新規追加します。
次にオブジェクトの種類を選択します。
おそらくもっともよく使うのが「スプライト」でしょう。
スプライトに、Piskelで新たに作成するか用意しておいたグラフィック(見た目)を追加します。
次はオブジェクトにビヘイビア(動作)を設定します。
スプライトに、Piskelで新たに作成するか用意しておいたグラフィック(見た目)を追加します。
次はオブジェクトにビヘイビア(動作)を設定します。
ビヘイビア
②ビヘイビアは種類が豊富にあります。
例えば、プラットフォームゲームを作るには、ステージを構成するプラットフォーム(土台や地面など)が必要です。そして、プラットフォームを移動するプレイヤーも必要です。
まずは①で用意したスプライトに「プラットフォームキャラクター」のビヘイビアを設定します。
まずは①で用意したスプライトに「プラットフォームキャラクター」のビヘイビアを設定します。
すると、スプライトに走ったりジャンプしたりといったプラットフォームゲームに必要な最低限の機能が一通り加えられます。
現段階で、オブジェクトの種類に「スプライト」、オブジェクトの動作に「プラットフォームキャラクター」が設定されました。
現段階で、オブジェクトの種類に「スプライト」、オブジェクトの動作に「プラットフォームキャラクター」が設定されました。
インスタンス
③このままでは、まだ動作しません(本当は動作しますが後述で理由を説明します)
シーンエディタに、スプライトとプラットフォームビヘイビアを設定したオブジェクトをドラッグ&ドロップで追加します。
シーンに配置されたオブジェクトはインスタンスと呼ばれます。
イベント
④現段階では画面上に、配置したインスタンスが表示されますがまだ動かすことはできません。インスタンスを動かすにはシーンのイベントを編集します。
イベントを構成するのは「条件」と「アクション」です。
「○○の条件を満たしていれば△△のアクションを実行する」それがイベントです。
条件
⑤例えば、「→のキー」を押している間のみ、インスタンスを右方向に動かしたい場合は
条件に、INPUTの項目にある「キーを押している」を選びます。
続いて「Right」のキーを選択します。
続いて「Right」のキーを選択します。
アクション
⑥条件の次はアクションです。
「Rightキーが押されている間、△△は△△をする」の△△に入るのがアクションです。
「Rightキーが押されている間、△△は△△をする」の△△に入るのがアクションです。
コントロールの項目にある「右キー押下をシミュレートする」を選択し、動かしたいオブジェクトを選択します。
この段階でテストプレイをプレビューしてみましょう。
すると、オブジェクトは画面下に落ちていきます。
すると、オブジェクトは画面下に落ちていきます。
なぜなら、プラットフォームゲームに必要なプラットフォーム(プレイヤーが歩く地面)がまだ用意されていないからです。
応用
⑦では、プレイヤーが歩くための地面を用意しましょう。「新しくオブジェクトを追加 +」からオブジェクトを追加します。
今回、オブジェクトの種類はタイルスプライトにしましょう。
⑧地面用のタイルスプライトのビヘイビアは「プラットフォーム」に設定します。
これで、プレイヤーに設定したオブジェクトはプラットフォームの上に乗ることができます。
⑨タイルスプライトをシーンエディタにドラッグ&ドロップで地面の位置に配置したら自由に大きさを変えてください。
プレビュー
地面のタイルスプライトの大きさを変えたら再びプレビューしてみましょう。そして、右キーや左キーを押してみてください。
プレイヤーのスプライトがプラットフォーム(地面)の上で左右に動くはずです。
⑩例えばスプライトにジャンプをさせたい場合、⑤と⑥のように条件で「押下することでジャンプをするキー」を設定し、アクションで「ジャンプキー押下シミュレーション」を選択します。
デフォルトコントロールで、ジャンプもスペースキーにあらかじめ用意されていますが、独自のジャンプやアクションを追加する場合はデフォルトコントロールのチェックを外し、独自コントロールを作成します。
デフォルトコントロールで、ジャンプもスペースキーにあらかじめ用意されていますが、独自のジャンプやアクションを追加する場合はデフォルトコントロールのチェックを外し、独自コントロールを作成します。
おわりに
前述した通り、基本的には「条件」と「アクション」からなる「イベント」を繰り返すことで、ゲームを作っていきます。
それらが視覚的、直感的に、容易にできるのがGDevelopの最大のメリットです。
今回の章では
オブジェクト ビヘイビア インスタンス 条件 アクション イベントの6つの言葉を覚えていただければ幸いです。
どうですか?ご興味を持たれましたでしょうか。
もしよろしければ無料でダウンロードできますのでぜひお試しください。
GDevelopの入手方法やインストール手順などは
PANDAKO氏の動画や、坂井氏のサイトで詳しくご説明されてるので、ぜひご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました🙋
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